舌のお掃除。Blog
こんにちは。歯科衛生士の吉田です。
今日は舌のお掃除のお話をします。
舌の表面に溜まっていて口臭の原因になっているといわれている舌苔(ぜったい)。
歯ブラシを使用してスッキリしたいと思いますよね?
しかし、使用方法を間違えると舌を傷付けてしまったり、味覚障害になる恐れもあるので注意が必要です。また、舌苔は身体の状態を知るのに必要な情報になります。
舌を磨くには舌ブラシを使用します。舌ブラシとは、舌の表面に溜まった白い苔の様なものを取り除くブラシです。歯ブラシでは、固すぎて舌を傷付けてしまうので舌の掃除には、舌ブラシが必要不可欠になります。
口臭予防の目的から一般的に売られるようになりました。歯科専売とされていますが、インターネットなどで購入可能です。
舌ブラシは、舌に優しい構造にはなっていますが基本的に1日1回以上は使用しないでください。舌ブラシの使用し過ぎは舌の細胞などを傷つけてしまいます。また、力は入れず軽く舌をなぞる程度にしてください。
①舌をできるだけ前に突き出します。
②ブラシを軽く握り、鏡を見ながら舌表面にブラシを当てます。※この時あまり奥までブラシを入れると気持ち悪くなってしまうので注意してください。
③軽い力でゆっくりと前に引き出すようにして数回ブラッシングしてください。
④使用後は、ブラシをキレイに洗浄にして風通しの良いところに保管してください。
口臭の原因になる舌苔は定期的に取り除いてあげるのが良いでしょう。しかし、やりすぎると舌を傷つけてしまう原因にもなりますので注意が必要です。
強い力で舌苔を除去しなくても消化機能などが改善すれば正常になります。舌苔にはたくさんの細菌がいますので口臭の原因になる可能性があります。1日1回を上限として効果的に舌苔を取り除いてください。
投稿日:2014年5月29日 カテゴリー:未分類