調査結果によると、全体の62%が子どもの口腔ケアに関心があると回答。子どもに虫歯がうつらないよう気を付けている人は53%で、帰宅時のうがいや手洗いを習慣化した人も60%に上った。
これに対し、自分の歯磨きの回数が増えた人は20%、丁寧に歯を磨くようになった人は35%にとどまった。歯科の定期検診を受けるようになったとの回答は18%と少なかった。(2014/05/25-14:15)
こんにちは院長の荒木です。先日時事通信社から以上のような記事がありました。
今日は赤ちゃんの虫歯予防について説明したいと思います。
虫歯の原因菌のミュータンス菌は、主に乳歯が生え揃う1歳6ヶ月から2歳7ヶ月頃に、特にお母さんからお子様に唾液を介して感染すると言われています。これを虫歯菌の母子感染といい、完全にさけることはできません。ただし、お母さん、お父さんが虫歯の治療、予防することで母子感染による虫歯発生の危険性を減らすことは可能です。その意味では、お子様の虫歯予防は、実は妊娠中からスタートするのが最も理想的で効果があるといえます。少なくともお子様の歯が生え始めるまでにお母さん、お父さんのお口の中を清潔にして、虫歯菌を減らすことが重要です。