歯垢❶Blog
こんにちは。
歯科衛生士の吉田です。
ワールドカップ早起きして応援しましたが、日本は決勝トーナメント進出ならずでしたね( ॉ ۀ ॉ )悔しい‼︎
4年後またがんばってほしいです。
今日は歯垢についてお話します。
歯垢を食べカスと思っている方は多いのではないでしょうか。歯垢とはプラークとも呼ばれ細菌のかたまりなのです。実はこの歯垢が虫歯や歯周病だけではなく、心筋梗塞や糖尿病など命に関わる病気の原因になることもあるのです。それだけ歯垢がお口の中で増えることは危険なことなのです。
歯垢はプラークとも呼ばれ1mg中には数億から10億個もの細菌がいて、300種類の細菌が存在しています。その中には虫歯菌や歯周病菌も含まれおり、これらの菌が止まらない毒素や酸を出すことにより、歯周病や虫歯が起こります。
お口の中の細菌は食事の時の糖を餌にして、歯の表面にネバネバしたものを作り出します。そこを住みかにしている細菌のかたまりを歯垢と言います。歯垢は食事後8時間位で作られ始めます。歯に付く強さが強く、うがいやリステリン程度では取れないので、歯磨きやデンタルフロスでこすり落とす必要があります。
歯垢は白色、時間が経つと元黄白色で舌で触るとヌルヌルしているように感じます。目では確認しにくいため、歯垢を染める「歯垢染色剤」という物があります。
当院では歯垢染色剤は主に小児に使用しています。
次につづく…
投稿日:2014年6月27日 カテゴリー:未分類