口臭について(2)口臭と歯周病Blog
こんにちは、院長の荒木です。今日は口臭と歯周病について説明したいと思います。
日本人の約8割が歯周病になっており、口臭をおこす口の中の病気の代表です。歯周病がある人はない人より口臭が強く、歯周病が重症になるほど口臭が強くなります。
歯周病になると、歯肉の組織が破壊され、血液や膿が出てきます。 舌苔や歯垢の中にすむ細菌は、これらのタンパク質を分解して口臭物質である揮発性硫黄化合物(VSC)を産生しますが、とくに歯周病原因菌は、揮発性硫黄化合物(VSC)の一つであるメチルメルカプタンを大量に発生します。以上の理由から、歯周病がある人は口臭が強くなります。
口臭予防の面からも歯周病が見つかったら早めに治療を受けることをお勧めします。